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冷間鍛造(圧造)金型のコストの抑え方
「金型のコストの抑え方」冷間鍛造や冷間圧造で量産活動を行う際に気になるのが金型のコストですよね。今回は金型のコストの抑え方について考え方や手法をまとめて行きたいと思います。金型のコストを抑える為の考え方は試作段階の案件と量産案件とで大きく変わります。
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金型強度の計算
金型強度の計算1・超硬金型の計算(1)ダイスに作用する圧力(内圧)ダイスを設計するには、まずダイスが加工圧力に耐えられるようにしなければいけません。そのためには、加工圧力を算定して型工具に作用する応力やその分布を把握する必要があります。それに対して型工具が必要な強度を持つようにします。
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金型の材質と熱処理
金型の材質と熱処理1・金型の材質を選択するポイント冷間鍛造用といて使われている型材は、炭素工具鋼から超硬合金にいたるまで多種多様であり、適切な型材を選ぶ明確な資料が少ないです。その中で材質を選ぶポイントとしては、以下の3つのことが挙げられます。
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鍛造の温度
鍛造の温度鍛造は溶解温度近辺から室温までの広い温度範囲で行われます。室温未満の温度でも鍛造は可能ですが、今のところメリットが見いだされていないので行われていません。
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役に立つ鍛造CAE
役に立つ鍛造CAE多くの人が想像する鍛造CAEの理想の姿は、実際の鍛造と同じようにコンピューターの中で作業して、加工中に生じる現象を完全に再現することだと思います。
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鍛造用材料の特性
鍛造材料の特性鍛造は高生産性・高歩留まりなので、自動車産業をはじめ自転車・自動二輪車・航空機やねじ産業に至るまで、低コスト化に対応できる加工法として知られています。このため、鉄鋼材料だけでなく、アルミニウム・銅・チタン・マグネシウムなどの各種金属材料に適用されています。
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鍛造の世界の歴史
鍛造の世界の歴史1・モノづくりの原点‐鍛造最も古い鍛造の画で知られているのが、紀元前15世紀頃のエジプトの王様の墓にあった壁画で、手に持った石をハンマーとして石のダイ(型)上の金塊を板に打ち伸ばしているところの画になります。この板は容器になったと考えられています。